東京富中富高会 第20回学生の集い  記事:横田幸之介 (111)
 11月9日、東京富中富高会(以下、東京富富会)の恒例企画である「学生の集い」が開催されました。 会場は6月にも東京富富会で使ったKDD大手町ビル最上階、まわりは高層ビルだらけです。
 いまだ認知度が低いかと思うので、レポートと言うより紹介記事っぽくしてみました。

広い会場をもてあましてしまう 参加者獲得「裏」マニュアル
 東京富富会から事前に案内ハガキをもらったひと、富校の杜の告知で知ったひと、友人からの電話で知ったひと、などなど、開会時刻の6時頃から学生が集まりだす。 集まり出す。集まり出す。ん・・・。あれ・・・?どうしたことか111回生しか来ないのである。
 110回以上(以下とも言う)はどこへ隠れているのだろう。このような事態は次のような心理現象に原因が求められる。 すなわち「みんなが来るなら行きたいが、まわりの友達が行くか分からないので保留」→「みんな保留」→「誰も行かない」、というパターンである。
 そこで今回111回幹事を務めた幸之介は次の手段をとった。すなわち「みんな出席する、とウソをついて友達を誘う」→「みんな安心して出席する」→「ウソが現実になる」、という二枚舌の魔術である。 誘う際は、具体的に参加者を列挙してあげると効果的である。ウソの列挙でも問題はない。後で現実に変えてしまえばよい。
 なお、案内ハガキは来ずとも出席はできるが、ハガキが来ていないのは「卒業時に新住所の連絡をしていない」「その後の引っ越し時に転居先の連絡をしていない」のいずれかが原因なので同窓会への諸連絡は忘れずに。

食べなきゃソンソン! 飲みホーダイ食べホーダイ
 都心の一等地を会場にして、飲み喰いできて、なにより富校の仲間に会えて会費はタッタの2000円である。 「富中富高近畿同窓会」や、本家の「同窓会」にもまだこのような企画はないのだ。富山高校の関東在住者だけに与えられたスペシャルチケットだと言える。
 自由に取ってこれる料理は、どれも普段は口にする機会のないものばかりである。あ、カレーライスもあったか。 ジュースはもちろん、麦飲料も飲める。カタイことは言わないのだ。

全員集合! 「シャッター押すだけでいいの?」
 宴もたけなわとなり、恒例の校歌斉唱。が・・・教室ふたつ分はあるかという会場に30名足らずであるから、少しさびしいものがあった。 やはり各回10名以上は集まってほしいところである。
 会場の使用時間の終了とともに撤収開始となる。KDDビルのボーイさんらの手により料理やイス、テーブルが片づけられ・・・撮影会場の準備は整った。 そう、写真を撮るのである。右はその中の一枚であるが、何台のカメラで同じカットを写したか知れない。

飲んで話して 二次会がついてます!
 いやー楽しかったね、なんて言ってると、突如、主催のお偉いさん方から二次会決行の声がかかった。 勇気ある若者が「会費は・・・」と聞くと、なんとタダである。エレベータで下りてしまった仲間を呼び戻し、二次会は全員出席と相成った。
 会場は同じビル内の飲み屋さん。先ほどの会場よりもさらにおしゃべりしやすく、世代を越えて話をする一角、111回トークをする一角などがみられた。 9時が門限だという女子寮ちゃんを皮切りに、八王子方面くんなどが少しずつ帰りはじめるが、結局半数ほどは最後まで残った。
 KDDビルを出た111回生たち。さてさて楽しい会もつつがなく・・・、なーんてウソであり、三次会直行組がその場で形成されるのだった。


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